もう遅いと思いながらも
暑さに強いジニアを蒔いてみました。
順調に芽を出し、すくすく大きくなり
つぼみもたくさん見えてきたのに
それから、それから…お花が咲くまでが
とても長く感じたのです。
そんなプロセスをたどって
お花が次々と咲き始めたのが嬉しくて、
ふっとこんなことを思いました。
人の心の中に蕾たちがいたとしたら
蕾たちはどんな気持ちなのだろう、と。

~つぼみからあなたへ~
私はあなたの心の中のつぼみです。
何色にどのように咲こうか…と
ただいま準備中です。
あなたには私の存在が
うっすら見えているでしょう。
もしかすると、不安と心配と祈りのような
そんな気持ちで見ていますか。
心配しなくても大丈夫ですよ。
私はちゃんと息をしていますから。
おいしい空気を吸って
お水のめぐみを受けて…
何色にどのように咲こうかと
ゆっくりじっくり
力を貯めていますよ。
私の力を信じてくださいね。
あなたが育ててくれた
つぼみですから。
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