ご縁あり、東北の旅をしてきました。
蕨の産地として有名な岩手県西和合町。
西和賀産業公社の親切な方に、
蕨畑を案内してもらいました。
そして、ここは温泉の街でもあります。
温泉宿のような、ほっとゆだ駅です。
青空にゆったり雲が流れて、
ほっとした風景です。
1両車両の北上線、そうとは知らず、
北上駅乗り換え時に電車がやっとみつかった。
(1日に何本かしか走っていない)
向かいに座ったおじさんは、
人なつこい感じで話しかけてきます。
「ここは、冬はくるところじゃないよ。
雪がすごいから」
「ここは鉱山の街だった。
鉱山で働いてたんだけど、閉山になってね」
(東北なまりが思い出せない)
気持ちよく話しかけてくれて、
あたたかい気持ちになれました。
温泉宿も、静かで落ち着くところでした。
「せせらぎの宿 吉野家」さんです。
窓から、せせらぎが聞こえます。
かけ流し温泉で、気持ちよかったです。
ここの食堂の時計が5分ほど遅れていて、
ついつい尋ねてしまいました。
すると、「そうね、ちょっと遅れているかも、
5分位でしょ」と。
そうか、ここなら5分位いいか、と
ゆったりした気持ちになれました。
お風呂の時計は30分も遅れていたようです。
こちらは、なおしておきますね、と。
都会とは時間の流れがちがう、
そう、ここなら時間があまり気にならない。
ふだんの生活の中では、
時間に追われ過ぎている?
生き急ぎ過ぎている?
そんな気持ちになりました。
静けさと、ゆったりさと温かさと…
こんな旅もいいですね。
ありがとうございました。
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