おてんと様が見ている方向

「おてんと様はちゃんと見てるよ」

自然の中を散歩しているときに、
出会った人が言っていました。

「こんないいことがあった」というお話もあり、
心地よい響きで、心に残りました。

空を仰いで、さわやかに言われるこの言葉、
「ほんとだね」って相槌をうってしまいます。

子どもの頃は、戒めのようなイメージで
聞いていた記憶もありましたが、

いつも、自分が望む方向へ導いてくれているように思います。

もし、そう思えない時は、「何か気づいてね」と、
「できごと」を起こしてくれているのかもしれません。

渦中にいる時には気づかないんですけれどね。
自分を責めずに、第三者の声を通して、
自分のほんとの声に気づくこともあります。

おてんと様は、いつも、望む方向を、
見ていてくれているのでしょうね。