上映中の『海の沈黙』を観てきました。
贋作を通して、美とは何かを追及している
本木雅弘主演の天才画家のお話でもあります。
映画の内容はネタバレにもなりますので、
私自身の心に飛び込んできたエッセンスを
お伝えしたいと思います。
主演の天才画家がいう
「美は美であってそれ以上でもそれ以下でもない」は
重みのあることばでした。
脚本家の倉本聰氏の、ある日のインタビューの
ことばも心に残っています。
創ることに対して一番大切にしていることは、
利害関係をもたないこと、邪心をなくすこと
と言われています。
利害関係・邪心とは、
何かこれは誰かのためになるとか
これを書くとどう得をするとかというもの。
そして、それはなくすのは意外と難しい、と。
利害関係をもたないこと、邪心をなくすこと
それは難しいこととは思いますが、
そういう想いで生きようとし
そういう想いで仕事をしたいものです。
そう、
私は私であって
私以上でもないし私以下でもない
そしてお相手の方も
その人はその人であって
それ以上でもないしそれ以下でもない
こうした向き合い方は
日々の私の課題だと思っています。
とても大切な思いを
呼び起こされる映画でした。
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