よかれと思っても

よかれと思ってやったことが
上手くいかないことがあります。

よかれと思って我慢していた気持ちが
一気にあふれてしまうこともあります。

この気持ちをどう整理したらいいのだろうか、
そのようなお話をよくお聴きします。

一つは、相手の問題と自分の問題を
混同してしまっているので、
自分と他者との間に境界線を引くことが大切だと思います。

もう一つは、基本的なお約束を適切にお伝えすることだと思います。

どちらも、相手に嫌な思いをさせないようにと
気遣っている、その親切心は十分に伝わってきます。

けれども、そのあいまいな態度が
かえって相手を怒らせてしまったり、
依存させてしまったりするのですよね。

家族関係だったり、
支援の仕事をしている方によくみられます。
私も例外なく、陥りやすいところです。

思いあたることがありましたら、
具体的に自分のケースと照らし合わせてみてくださいませ。

解決の扉が開かれていきますように。